webライターは、webライティングを専業若しくは主な職業として行っている人と定義出来ます。行っている内容自体はブロガーに似ていますが、執筆の対価として直接的に文章そのものから報酬を得ている点に違いがあると言えます。報酬はライティングを行った数と直結しており、其々の文章が要求水準を満たす正確性を備えているかという点と併せて、稼ぎが決定する事となります。つまり仕事量に拠る変動制となる訳です。
実際の収入ですが、専業でコンスタントにかなりの量のライティング数をこなしている場合、年収で300万円程度に到達する可能性もあります。基本的に資本を必要とせず、パソコン等の端末があれば場所を問わずに執筆が行える可能性があるといった点から、収入を得る為のランニングコストは低いと言えます。その為税金等の支払いを行った後、手元に残る稼ぎは比較的多いと言えます。専業であれば、充分に暮らして行けるだけの金銭を得られる可能性を秘めている職業となります。
但し1記事当たり・1文字当たりというミクロの視点で見ると、少し違った側面も見えて来ます。前述のように投下資本をあまり要しない上に、1記事からの執筆も認められる仕組みは整っているので、webライティングは個々人にとって参入し易い分野と言えます。その為、小遣い稼ぎ・副業といった形で関わる人も多く、またその数や予備軍も膨大と言えます。そしてこうした条件にある分野はwebライティングに限った事ではありませんが、単価の下落圧力が掛り易いという側面があります。
こうした事もあり、1文字当たりの単価では1円を切るような相場が形成されています。そして参入者が多くなるとライティングの内容・品質における差も幅が出て来る為、依頼に対して求められる正確性は上昇する傾向にあります。故に一定額の収入を基準とした場合、そこに到達する為に必要とされるライティング量は、年々上昇しつつあります。
またこのような傾向がある中で、webライターにおける稼ぎの格差が大きくなっており、二極化が進む傾向にあります。そして思うような収入が得られない場合、専業としては市場から退場して行く人も少なくありません。加えてwebライターとして長く働いていると、同じようなライティング依頼が舞い込み易くなるという側面があり、各々にオリジナルな記事の作成を要求される事から稼ぎへのハードルが上がるという面もあります。これらの面を乗り越え、安定した状況を確保し続けられるか否かがwebライターの収入のカギを握るものとなります。

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